IE9ピン留め

新しい情報 (普段のブログは次から書いてます)

「視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室」



第四回 視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室

御好評頂いている視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室を3月に開催致します。視覚障害者の方だけではなく、様々な方に参加していただきたいので一般の方も参加頂ける写真教室となっています。今回からは健常者の方はアイマスクを着用し、仮想視覚障害者を体験してもらいながら写真撮影、食事を行ってもらう予定です。
世の中を様々な視点で見ることがどれだけ興味深いことか体験できる1日になることを期待しています。
参加者には後日、当日撮影した写真の数枚を凹凸コピーしたものを差し上げます。
ご興味などございましたら、お気軽にご連絡下さい。


日時:3月25日(日) 9:00〜16:00 (雨天決行)
集合場所: JR吉祥寺駅南口改札前(京王井の頭線吉祥寺駅の場合、改札を出て階段を下りてすぐの場所)に9:00集合
参加定員:最大30名
参加費:2000円(交通費、昼食代、写真現像代などは個人でご負担をお願い致します。介助者の方は参加費は無料です。)
募集締め切り:3月20日
講師:尾崎大輔(http://www.daisukeozaki.com/)
追記:カメラは各自ご持参下さい。お持ちでない方はニコンのカメラを10台まではお貸し出来ますので、その有無をお教え下さい。お申し込みの際、必ず介助者の方が同伴するかもお教え下さい。いらっしゃらない場合はこちらで手配致します。健常者の方はよろしければ、視覚障害者の仮想体験をしてもらうので二人のペアで参加していただければ幸いです。一人の場合は当日、どなたかとペアになって頂きます。
主催:日本視覚障害者芸術文化協会
申込先:080-6507-7746 もしくは info@daisukeozaki.com


新作 「ミルグラム」





写真雑誌「PHOTOGRAPHICA」に紹介していただいたので、ホームページにも数点UPしました。
女性の方で撮影させていただける方も募集しております。
ご興味のある方は是非ホームページのworksの「ミルグラム」をご覧下さい。
尾崎大輔ホームページ



普段のブログは次から書いてます↓

# by daisukeozaki | 2013-12-31 10:32 | Trackback | Comments(0)

詩人と女たち

昨日もテレビを夜見ていると、我らの西村賢太先生が出ていた。
ダメ男文学が好きな方にお勧めなのが、チャールズ・ブコウスキーの「詩人と女たち」。原題は「WOMEN」。

「旅に出るのは、確かに有益だ、旅は想像力を働かせる。・・・・僕の旅は完全に想像のものだ。・・・自然も一切が想像のものだ。小説、つまりまったくの作り話だ。辞書もそう定義している。まちがいない。それに第一、これはだれにだってできることだ。目を閉じさえすればよい。すると人生の向こう側だ。」で始まる、セリーヌの「夜の果てへの旅」。セリーヌは世界を徹底的に呪詛している感じだが、そんなセリーヌから影響を受けたであろうブコウスキーはちょっと違う。酒、ギャンブル、女に溺れる主人公チナスキーは世界の中に頼れるものは何もないような生き方をしながら、しかし、必ず隣には女が存在する。しかも、その女たちは西村文学での固有名詞が存在しない「女」ではなく、どこかものすごく体温を感じる生身の女である。セリーヌの描く世界では生きたいを思わないが、「女たちを見ているとセックスのことばかり考えてしまう。どの女を見てもベッドを共にしたときのことを想像してしまう」とくだりがあり、様々な女の登場するブコウスキーの世界ではどこかで自分には出来ないチナスキーのような生活をしてみたいと嫉妬心を抱かせてしまう。ブコウスキーの世界ではまだ何かに対する興味が存在するのである。その何かが酒、ギャンブル、特に女なのであり、それによって、世界に失望していない。

おもしろい逸話があとがきに書いてあった。
小学校の時、ブコウスキーが当時の大統領が近所のコロシアムを訪れたときのことを作文に書いた。教師は彼の作品をクラスのみんなの前で読み上げるほど絶賛したが、実際、ブコウスキーはコロシアムには行っていなかった。後でそのことを教師に告白すると、その教師は彼を叱るどころか、だからこそ優れた作文を書けたのだと感嘆した。その時彼は「みんなは真実でなく、見事な嘘を求めている」ということに気づき、自分は作家なのだと初めて思ったという。
ブコウスキーが本の中でもセリーヌが好きということがよくわかる。

「勝手に生きろ!」よりも「詩人と女たち」の方が男性は思わず、うなずく部分もたくさんあると思うので、お勧めです。




「詩人と女たち」
チャールズ・ブコウスキー(著)、中川吾郎(訳)、河出文庫(出版社) ¥1470

# by daisukeozaki | 2012-01-24 21:51 | | Trackback | Comments(0)

第4回 視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室



第四回 視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室

御好評頂いている視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室を3月に開催致します。視覚障害者の方だけではなく、様々な方に参加していただきたいので一般の方も参加頂ける写真教室となっています。今回からは健常者の方はアイマスクを着用し、仮想視覚障害者を体験してもらいながら写真撮影、食事を行ってもらう予定です。
世の中を様々な視点で見ることがどれだけ興味深いことか体験できる1日になることを期待しています。
参加者には後日、当日撮影した写真の数枚を凹凸コピーしたものを差し上げます。
ご興味などございましたら、お気軽にご連絡下さい。


日時:3月25日(日) 9:00〜16:00 (雨天決行)
集合場所: JR吉祥寺駅南口改札前(京王井の頭線吉祥寺駅の場合、改札を出て階段を下りてすぐの場所)に9:00集合
参加定員:最大30名
参加費:2000円(交通費、昼食代、写真現像代などは個人でご負担をお願い致します。介助者の方は参加費は無料です。)
募集締め切り:3月20日
講師:尾崎大輔(http://www.daisukeozaki.com/)
追記:カメラは各自ご持参下さい。お持ちでない方はニコンのカメラを10台まではお貸し出来ますので、その有無をお教え下さい。お申し込みの際、必ず介助者の方が同伴するかもお教え下さい。いらっしゃらない場合はこちらで手配致します。健常者の方はよろしければ、視覚障害者の仮想体験をしてもらうので二人のペアで参加していただければ幸いです。一人の場合は当日、どなたかとペアになって頂きます。
主催:日本視覚障害者芸術文化協会
申込先:080-6507-7746 もしくは info@daisukeozaki.com


# by daisukeozaki | 2012-01-19 23:38 | Trackback | Comments(0)

映画紹介「哀しき獣」 ナ・ホンジン監督

いやー、普通にこれ面白いっしょ!!
新宿で見たんだけど、その日がメンズデーで周りは男ばっか。映画見終わった後、三人ぐらい勢いで殴りたくなる映画。
ストーリーはこんな感じ。

哀しき獣 公式ホームページ

とりあえず、普通におもしろかった。ただ、1点だけ難を言うとすれば、ストーリーの伏線が絡まりすぎていて、最後ちょっとああそういうことかと納得出来るのが、家に着く頃になってしまう点かも。逆に言えば、それぐらい余韻を楽しめる。アクションシーンを楽しみまくっていると、ストーリー展開が途中で分からなくなってしまうかも。

ミョンを演じるキム・ユンソク、強すぎ。途中で強すぎで何度か笑ってしまった。「ノーカントリー」のシガーほどではないけど。
あと、こんだけ血がいっぱい出てくる映画なので、ほとんど銃での人殺しは出てこなかった。狂気はナイフと斧。これがまたいい!!

映画館を出る時に、原題の「黄海」から邦題が「哀しき獣」に変わった理由がやっとわかった。所詮、男はみんな哀しき獣さ。

「チャイサー」も普通に見て楽しかったし、「哀しき獣」も良かった。

ナ・ホンジンも次回作出たら、絶対観に行こ!!

# by daisukeozaki | 2012-01-19 18:55 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画紹介『ヒミズ』 園子温監督

新宿バルト9にて鑑賞。
結構映画関係者に知り合いがいながらも一度も試写会で見たことがないというこのつらさ。きちんと1800円払ってみてきました。

俳優の染谷将太の演技は確かに良かった。二階堂ふみも良かったが台詞が多すぎてちょっと注意散漫になってしまった。ストーリー自体は予告を見たそのまんまん。途中まではぐいぐい引っ張られていったが、途中からはやはり中だるみした感。あれだけ殴られてるんだから、痣だらけの顔になるっしょとも見ていて思ってしまった。
あと、園監督が詩人なだけに台詞回しがうまい箇所もたくさんあるが、余分な台詞も多すぎる気が・・・・前作の「恋の罪」といい強く感じてしまう。

監督の役者に対する演出は本当にいいと思う。印象に残る演技をしている俳優、女優の映画というカテゴリーで考えれば、園映画は必ず出てくる。
ただ、映画全体を通してみれば、僕的にはちょっと物足りないかも。

あとは監督本人、その周りから色々聞いた話を。

実は女優の二階堂ふみはオーディションの段階ではほとんど落とされていたらしいが、監督が気になり続けていて、結局は最終的に主演女優に抜擢されたらしい。二階堂ふみの演技を過去の作品から見ることも一切してないらしく、去年公開した主演映画の入江悠監督の神聖かまってちゃんも見てないと言っていた。

震災のロケは震災直後の1日、しかも午前中だけで終わらせたらしい。自衛隊のヘリとかも飛んでいたので、極力邪魔にならないようかなり配慮したとのこと。被災した家のシーンは実際に映画のスタッフで被災した方の家を借りたと言う。
全行程いれても確か12日くらいで終わらしたとか。若松孝二監督も「キャタピラー」をそれぐらいで撮っていたと思う。

色々書きましたが、僕は全体としては園監督映画のファンなので、次回の作品が公開された際も絶対観に行きます!!

# by daisukeozaki | 2012-01-15 21:25 | 映画 | Trackback | Comments(2)

人間の根源悪

オウム事件に関心は昔からあったが、たまたまこの年末に平田容疑者が逮捕されてテレビなどで事件の報道が多くなっている。ただ、事件から何年も経ちながら、この事件の総括をやっていこうとする気概が大手メディアから全く感じられない。結局、私達は正義でオウムは悪であるという二項対立の図式から出ることはない。例えば、2004年に事件には全く関係のない麻原の娘が都内の大学に合格しながらも入学を拒否された問題などもある。大学の対応にも十分来会出来るが、こういう問題などもきちんと議論していく必要がある。
オウム事件以後、日本人から宗教を忌避する感覚が強くなったが、すぐに「あなたの前世は〜です」という人が登場し、メディアに大きく取り上げれた。大手メディアは何も学んでいないように感じられた。

村上春樹のアンダーグラウンドを読んでも感じるのであるが、地下鉄サリンの被害にあって重症の人もほとんど全員が遅刻しながらも会社に行っていることである。それだけ会社に服従されているのである。オウム信者が麻原に服従されているように。
心理学と学問を振りかざしてしまうのはよくないが、服従によって約7割近くの人が見知らぬ人を殺してしまう殺人者となってしまう。
オウム事件に関してはきちんと今後も議論されるべき問題だと感じる。
なおざりになってしまった場合、同じような事件が繰り返されないと保証は出来ない。

原発の問題も時が経つにつれ、メディアは報じなくなり、オウム事件、公害問題のように人々の関心から消えてしまうのではなかろうか。テレビの報道の時間によって、募金、義援金の量とは比例して増加していくというデータもある。報道されなくなった数年後に、原発による健康被害が出始め、福島に住む人達に対して差別は起きないであろうか。

カントが人間の根源悪とは真理よりも幸福を優先させることであると言っていた。
ほぼ全ての戦争は悪から始まるのではなく、一歩の立場の善から始まっている。去年行ったアウシュヴィッツでは約8000人のドイツ人がアウシュヴィッツ収容所で善であるアーリア人至上主義のもとで悪であるユダヤ人に対して‘仕事’をしていた。
善を求める為に事件を起こしたオウム真理教、幸福をもたらすと思われて作られた原発。全ての問題に答えはおそらくないであろうが、問い続けることにこそ意味があるのではないか。

# by daisukeozaki | 2012-01-14 23:21 | Trackback | Comments(0)

お金がなくても生きていけるのか??

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

実家に帰り、いくつか本を読んだが、その中の本を一冊紹介。

貧乏だけど生きていけるのではなく、お金を一切使わなくても生きていけるのかをということを一年間実践したイギリス男性の話。

読んでみるとこんなにも自分達はお金を介在しないと物事が運ばないのかと思う。例えば、トイレも水を使ってしまうので、一般的なトイレは使用不可。
普段、食べているものはどうやって生産者から食卓まで届いているのか完全に把握している人はおそらくいないだろう。

大きな意味でお金は一つの信仰である。お金という道具が出てから、あの紙切れに価値があると共通認識があり、それが世の中の常識になっている。
中国の農村部では年間の収入が1万円ぐらいで生活している人がいるが、物々交換のように相互作用のコミュニティーが機能しているから生活出来ている。

昨年の大震災を経験し、エネルギー問題が見直されている今だからこそ非常に興味深く読めた本です。



「僕はお金を使わずに生きることにした」 
マーク・ボイル(著),吉田奈緒子(翻訳) 紀伊国屋書店(出版社)
 ¥1785

# by daisukeozaki | 2012-01-05 21:38 | | Trackback | Comments(0)

尾崎的、今年のベスト映画とワースト映画

今年の良かった映画三本

「エンディングノート 」
単純にこういう風に死ねたらなぁと思いました。

「ブルーバレンタイン」
恋愛映画で主人公のディーンに感情移入しちゃって、今年一番泣いた映画。

「イグジット スルー ザ ギフトショップ」
藝術の世界にちょっとでも足を突っ込んでる人がいたら、是非見るべき映画。

順位は僕にはつけれないっす。


後、話の内容はともかくとして一番印象に残ったのは「冷たい熱帯魚」のでんでんです。


お正月休みにDVDで借りれるものもあるので、是非是非見てみて下さい。

今年観たDVDで一番良かったのは「リトル ランボーズ」です。兄弟の家族がいる方にはお勧めです。


ちなみにワースト映画は
「パラダイス・キス」
この映画を作った関係者の一人からお金を出して観る映画じゃないと言われていたが、その通りだった。

# by daisukeozaki | 2011-12-28 20:08 | 映画 | Trackback | Comments(0)

尾崎的映画紹介『灼熱の魂』 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

二人の編集者にお勧めされて、有楽町にて鑑賞。
二人共に「衝撃の結末だから。」と言われていたので、かなり期待して観に行った。

あらすじはこんな感じ。
ある日、カナダで暮らす双子の姉弟ジャンヌ(メリッサ・デゾルモー=プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)の母親ナワル(ルブナ・アザバル)が永眠 する。後日、長年彼女を秘書として雇っていた公証人(レミー・ジラール)により、母の遺言が読み上げられる。その内容は、所在がわからない自分たちの父と 兄に手紙を渡してほしいというもので……。

確かに衝撃の結末と言えば、結末。ただ、私は途中で結末がわかってしまった。


ここからは軽くネタばれが含まれるかもしれないので、観る人はその後に読んで下さい。

個人的には復讐・憎しみの連鎖を断ち切っているという点で、「未来を生きる君たちへ」ではたどり着けなかったカタルシスに達していると思う。
このエンディングの捉え方は人それぞれだと思うけど、決してスッキルする終わり方ではなく、いつまでも心にずしりと重くのしかかってしまう。
全てを知っていたであろう公証人は父親と兄を探す事を母親の願いとはあれ、二人の子供に促すのは良かった事なのだろうか。予告でも出てくるが、知らなくてもよいことはこの世界ではいくらでもあると思うが。

とりあえず、観て損はしない映画だと思います。

# by daisukeozaki | 2011-12-22 00:04 | 映画 | Trackback | Comments(0)

自己と非自己

古本屋で多田富雄の本を購入。
動的平衡などで福岡伸一が現在人気だけど、多田富雄は免疫学の分野でちょっと哲学みたいな面白い人間のしくみを教えてくれる。

例えば、隣にいる人とは私に違いはあるのかというと、人間の構成成分でみれば、99.99%違いはない。残りの0.01%が違う。オンリーワンを求められるが、それぐらい他人と大差はない。しかし、この00.1%によって臓器移植は困難となっている。この0.01%を胸腺によって作られるHLA抗原によって識別し、自己と非自己をわけてしまうからだ。このHLA抗原は父親、母親から半分ずつ遺伝されている。なので、もし臓器移植をする場合、父親、母親からだとHLAが半分違っているため、難しくなり、兄弟、姉妹からの移植の方が可能性が高くなる。
免疫システムというのが完璧に構築されたすごいものなのかというと、これがかなり曖昧なシステムとなっている。偶然に偶然が重なり出来ているようなものだが、想定外の事が起った場合でも人間の内部では臨機応変に対応している。初めから考え抜かれ、ちゃんと作られた組織の方が良いということが迷信となってしまう。特に今回の震災の場合のように想定外の事が起った場合には耳の痛い話となってしまう。

また、自分探しの旅というものがあるが、私達が誕生する時に自分自身をミクロの単位のDNAとしてみた場合、どのDNAが体の心臓の部分になるとか、胃になるかなど全く決まっていない。周りの他のDNAの様子を見て、DNAそれぞれが判断して、体のそれぞれ一部となっている。人間を一つの世界として考えれば、私は○○であるなどミクロ的には元々存在しない。状況によってその場で得た役割を全うするのである。逆に、私は××であると自己顕示よくの強く勝手に行動するやつが体の中にできるのだが、それが癌細胞になる。癌を永久に直すことのできる細胞が誕生するならば、癌に対して「おまえ、周りの空気読めよ。」といってくれる細胞となる。
仏教の華厳経やキルケゴールの「死に至る病」の中でも、自己とは何かという問いの答えは「他者との関係」の関係というものが自己であるというような答えを提示している。

福岡伸一の動的平衡などと一緒に著者の本を読むとさらにおもしろいと思います。

# by daisukeozaki | 2011-12-17 20:34 | Trackback | Comments(0)

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