写真家・尾崎大輔のblog


by daisukeozaki
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ヂョン・ヨンドゥ展(水戸芸術館)

水戸芸術館のヂョン・ヨンドゥ展に家族サービスも兼ねて家族3人で行ってきました。
この展覧会のいくつかの作品に関わっている視覚障害のある白鳥さんには昨年一度お会いした事があり、作品になる前の素材の写真を観ていて、且つガーディアン・ガーデンの菅沼さんもお勧めということで遠出してみてきました。

結果としては私自身にとっては絶対に行くべき展覧会でした。特に最後の三作品は視覚障害のある方の写真を大量に見ている私としては「あぁ、こういう方法があるんだぁ」といい刺激になりました。
白鳥さんから着想をえて制作された最後の三作品を簡単に説明すると
・ 視覚障害者のある白鳥さんが普段撮影した大量の写真を使った映像作品
・ 自分が見たいもの/見たくないもの、見えるもの/見えないものの3Dデバイス装置を使用して鑑賞者に体験してもらう参加型のアート作品
・ 白鳥さん自身も水戸芸の近くでマッサージ診療所をしていて、マジシャンが出現し、街の中で手品を披露し、風景を変化させていくといった映像作品

他の作品も記憶、幻想、夢と写真の関係に示唆的な作品が多かったです。ボルタンスキーも写真を素材として作った作品が多いですが、日本ではまだ純粋写真が多いので、ためにこういう展覧会にいくと違った視点をもらえて良かったです。

ネタバレが若干ありますが、youtubeに展覧会の概要の動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=dUz8X_t3ohY

視覚障害のある方の写真をおそらく日本で一番見ている私としては、写真、写真とこだわらずにもっと映像や体験型インスタレーションなど違った形で写真を使った作品を作っても面白いかもと思わせてくれる展覧会でした。
水戸芸の視覚障害者の美術鑑賞などを担当している学芸員さんと1時間ぐらい話をしてさすがに娘がぐずり始めてきたので、学芸員さんお勧めのCaféでケーキを食べて泣き止んだの娘の写真です。
11月は忙しかったので、刺激を受けた久しぶりのいい休みでした。
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by daisukeozaki | 2014-11-30 22:51 | Comments(0)