写真家・尾崎大輔のblog


by daisukeozaki
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<   2011年 02月 ( 5 )   > この月の画像一覧

好きな映画監督は?と聞かれたら、イーストウッドは名前を出す一人。
確定申告も終わり時間があったので、バルト9にて鑑賞。

死者と交信が出来る人の話といっていいのかなんなのか、ネタばれになってしまうが何の話かよくわからなかった。死後の世界をテーマにしたならば、風呂敷が大きすぎて畳めていない感が満載でした。
少し話は変わるが、職業柄いろんな人に会うのだが、昔霊感がものすごい強いという女性にあったことがある。その人が言うには、電車に乗っていると人が上から降ってくるらしい。ホントにすごい人はそういうので金儲けをしようとしても自分の見えている世界がすごすぎて金を稼ぐ気などはおこらないらしい。ちなみにその人は普通の事務仕事をするOLさんでした。

欠点を僕なりに羅列すると、
・最初の津波のシーンがいらないんじゃないか?ハリウッド的な迫力ある映像にしたかったのかどうか知らないが、CGとわかるシーンが散見し、且つあの女性が津波で流されてきた車らしきものに後頭部を強打されるのだが、あれじゃ顔が普通吹っ飛ぶと思う。津波のドキュメンタリー写真を見たことが何度もあるが、津波が引いた後の死体の悲惨さは筆舌に尽くしがたい。
・キューブラーロスの本を昔「死ぬ瞬間」を含め何冊か読んだのだが、彼岸の描写などは彼女の本の方が全然リアリティを感じさせた。死後の世界は私的には否定もしないし、肯定もしないけど、ああいう世界を描写するのはかなり難しいのでは。
・たぶん誰もが思う最後のシーン。あれじゃ未来予知能力を持ったように思われる。しかも握手したときに、マットデイモンは何も感じなかったのだろうか。
・ラブシーンがなかったのだが、料理教室のシーンの目隠ししながら食べさせるシーンが結構エロかった気がする。映画的にあそこまでエロくする必要があんのかな?

と結構期待はずれの作品だったような気が・・・・。全く観る価値がないとは思わないが。
いい部分はロンドンのシーンが結構あって、ああこれはあそこだとか結構懐かしさを感じたことと「全てを知らない方がいい」という台詞が出てくるシーンぐらいかな。

やっぱり、イーストウッドはミスティックリバーやミリオンダラーベイビーの頃が頂点なのかな・・・。
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by daisukeozaki | 2011-02-24 21:43 | 映画 | Comments(0)
先週は忙しくて出来なかった映画紹介。映画自体は観ているんだけど、なかなか書くのが面倒くさくて・・・・・。プラス、あくまでも紹介なので、観てあんまり面白くなかったのは書きたくないので先週はお休みしてしまいました。

という感じで、今週は初めてのアニメ映画紹介。湯浅政明監督の「Mind Game」。この前、たまたまお酒の席で一緒になった漫画家の方に紹介されて鑑賞。観賞後、また別のお酒の席で一緒になったアーティスト集団のplaplaxの久納さんも観ても損はないと言っていたので、ここで紹介します。

ストーリーはある日、主人公の西が電車でたまたま飛び乗ってきた初恋の人、みょんと再会する。そのままみょんとその姉のヤンが経営する焼き鳥屋に行く。そこで、みょんが既に婚約していることを知り、さらには婚約者までその場で紹介される。そこで、突然。みょんの父親が金を借りていた借金取りが店に現れ、西はお尻から脳天にかけて鉄砲で撃たれて死亡。死後、あまりにも現世に未練が残る西は神様に逆らって、現世に戻るのだが・・・・といった話。

観賞後の感想は、アニメーション、漫画家などのクリエイターと僕のようなアニメ素人では見方が違うんだろうなーと思った。
押井守の「イノセンス」のように会話自体が少々哲学的で、映画観ながらそのメタ構造を紐といていくのでかなり集中しないといけない映画とは逆で、あくまでも映像が先行していく。メタファーも文字通りMind Game(マインドゲーム)というだけあって、僕らの頭の中を表現したおもしろい映像となっている。ただ、プロット的には途中少し中だるみもあるような気が・・・・。

人によっては意見がかなり分かれると思うので、一度観てみて自分の眼で確かめておくなせー。
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by daisukeozaki | 2011-02-10 15:24 | 映画 | Comments(0)
モーリス・ブランショ 、「文学空間」を読了。

自分自身がいったいこの書物のどれくらいを正確に理解しているのかは不明だが、藝術に少しでも足を突っ込んでいる人間は読むべき書物だと感じた。

以前にも少し書いたが、私は自殺擁護派ではないが、神を超越できる方法としての自殺という考え方なども面白かったが、カフカのところでの藝術の概念の説明が秀逸。
藝術はこの世の「外」にあるものと結ばれており、自分自身や自分自身の死とさえ、もはや何ら可能的な関係も持たぬものを表現しており、藝術とは「この不幸」の意識であると言う部分。
なぜだかすごくこの概念がすんなりと自身の中にとけ込んでいった気がした。

あと、リルケの引用文

もはや眼の仕事はなされた
いまや心の仕事をするがいい
後期詩集 「転回」 

さすがリルケ。三島由起夫も言ってた「英雄的な死」に関する部分もかなりおもしろかった。

でかい山に登山しにいく感じの本だけど、一生に一回ぐらいは読んでみても。
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by daisukeozaki | 2011-02-06 23:43 | Comments(0)

ガンジー

今日は久しぶりの休みで昼寝してしまったので、全然眠気が来ず。
なので、簡単な駄文というか小ネタを。

インド独立の父で有名なガンジー。非暴力不服従で有名だが、本人がその暴力性を否定するために、女性とのSEXを自分自身に禁じたのはあまり知られていない。
独立運動を始めた後だったと思うが、養子か誰かと性交渉をしようとしてその葛藤などを自伝などに如実に綴っている点などはさすが。ガンジークラスになるとそういうことは隠そうとするけど、それをきちんと吐露するのは人間味があって僕はすごく好感もてる。

ちなみに、エロネタつながりだとモーツァルトも変な性癖があったらしい。音楽でも「俺の尻にキスをしろ」という曲も作っている。
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by daisukeozaki | 2011-02-04 00:27 | Comments(0)
僕の写真集も出版していくれている月曜社から中平卓馬の雑誌の仕事を複写した写真集が発売された。

本屋で久しぶりに1枚1枚きちんと目を通した写真集は久しぶりだ。
以前もこのブログでも書いたが、日本で本格的に写真をやろうとすると中平卓馬は必ず通らないといけない写真家の一人だと思う。よくよく考えれば中平卓馬の写真評論などの文章はかなり読んだが、プロヴォーグや来るべき言葉のためになど代表的な写真以外の写真をあまり目にしてこなかった。

今回、資料のような写真集で膨大な量の写真を見ることができ、単純に興味深かった。

しかし、最近本当に写真展などに赴いて写真を見る機会がめっきり少なくなってしまった・・・・。
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by daisukeozaki | 2011-02-01 16:43 | Comments(0)