写真家・尾崎大輔のblog


by daisukeozaki
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

<   2011年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

舞踏公演 『光ふる廃園』

d0170694_12375852.jpg


写真集「無」の被写体になっていただいた工藤丈輝氏の公演です。若林淳氏の踊りもものすごくいいです。

詳しくは工藤丈輝さんのHP
[PR]
by daisukeozaki | 2011-05-31 12:43 | Comments(0)

ヤノマミ

大分前にある編集者に紹介してもらって、ついに「ヤノマミ」を読んだ。
読み終わった感想としては超お勧めの本です。映像でDVDも出てます。
私達文明社会とは全く異なったアマゾンの奥地に住む原住民の話。

彼らを象徴する話はいくつもあるが、その中で印象に残ったものを少し紹介すると、

祝祭のための狩りを除けば、腹が空かない限り狩りに行かない。好きな時に眠り、腹が減ったり、食料がなければ狩りに行く。十分に足りていれば眠り続ける。「富」を貯め込まず、誇りもしない。

4、5歳になるまで名前がない。

生まれてすぐの赤ちゃんは人間ではなく、精霊である。森で生まれた赤ちゃんを人間として育てるか、精霊のまま森に返すかを母親が独断で決定する。人間として育てる時は集落に一緒に帰って行くが、精霊のままにする場合は、その場で殺し、白蟻の巣に置いていく。

この本を読んだとき、どちらの社会の幸せなのかと考えてしまった。
そのように考えてしまった段階から私は文明社会の人間となっているのだろう。彼らにももちろん他のものと比較し、「他人の芝生はよく見える」的なものが少しはあると思うが、確実に私が考えている他または他者と比較するような感情はない。優劣とか善悪とか主従ではなく、ただあるものとして受け入れ、一体となっている感覚があるように思える。

久しぶりに超がつくほど、オススメの本です。
[PR]
by daisukeozaki | 2011-05-30 00:04 | Comments(0)

視覚障害者のための写真

昨日、写真教室に参加頂いた方は本当にありがとうございました。
今回は晴眼者で写真の公募展で賞を取っている人から写真集を出している人、はたまた初めてカメラを触る視覚障害者の方まで様々な方が参加してくれました。
申し込みが定員オーバーしてもあったので30名まで増やしましたが、それでも足りず、何人かはお断りするほど大盛況で、バタバタしてましたが、1回目より色々と私の方も勉強になりました。

写真教室に参加していない方で晴眼者向けに凹凸の写真を簡単にUPしておきます。
例えば、絵がどんなのかわからない場合はこのように写真に撮って凹凸にして触覚で認識するという方法もあります。
この写真自体で第三者の視覚障害者の方が判断できるとなるとほとんど厳しく、まだまだ改善が必要ですが、撮った本人であるならば、「あー、あの写真か」と記憶をたどってわかるようです。
(下記が凹凸の写真で特殊な紙に特殊な印刷をしています。WEB上ではわかりませんですが、さわるとでこぼこしています。)

d0170694_21342798.jpg


参加した皆さんが感じたことだと思いますが、視覚障害のある方といえども、今のデジカメなら普通に写真は撮れると思いますし、それによって地震以降、なかなか外出を控えて引きこもりがちになっている方がいると聞きますが、是非是非外に出て写真を撮っていってくれればと思います。

次もあるので、決まり次第このblogにもUPしますし、色々と広報しますので、是非是非ご参加下さい。
[PR]
by daisukeozaki | 2011-05-23 21:36 | Comments(0)
ちょっと活動がこれから半年ぐらい活発になりそうなので、広報も含め、facebookとtwitterを始めました。

facebookのアカウントはDaisuke Ozaki

twitterのアカウントはdaisukeozaki

です。

facebookは海外の友達と連絡が取れるとわかり、twitterは主に告知に伝えますが、1日何か一言はつぶやくようにがんばっていきます。

よろしくです。
[PR]
by daisukeozaki | 2011-05-17 22:31 | Comments(0)
「存在しないものほど美しいものはない。」

ポール・ヴァレリーの言葉。平凡社ライブラリーから出ているヴァレリーセレクションを今読んでいる。ヴァレリーの詩は中井久夫の本に載っているものを読んだくらいで、彼の詩自体はほとんどといっていいほど知らない。若きパルクを買おうかどうかという感じ。
戦後の知の巨人がモーリス・ブランショだとすれば、戦前は確実に彼の名前が挙がるであろう。

何度も言っていると思うが、写真家の面白さというのはその場にいることによって成立すると考えている。どのように世界を見るかというのはその次のことに私は考えている。
そういった意味で世界の見方を学ぶのは私の場合ほとんどが読書による事の方が多い気がする。

このヴァレリーの評論集の中からでもその見方を十二分に教えられる気がする。
このように世界が見えたならば、世界は美として映るのか、はたまたただの恐怖であるのか。
彼の膨大に残した思想の痕跡「カイエ」の中から体裁を整えかかれた1つ、「ロンドン橋」。
ロンドン橋から見える人々が粒の流れに見え、孤独に打ちのめされる。
最後の1行が、「わたしはロンドン橋の上で、詩の罪を感じていた。」

私の彼の最も好きな名言

「作品をどうして作るのか?」という質問に対して、ヴァレリーは「弱さから」と答える。
[PR]
by daisukeozaki | 2011-05-17 16:12 | Comments(0)
2010年の春から2011年の初頭までパリ市立アル・サン・ピエール美術館で開催された展覧会「アール・ブリュット・ジャポネ」の凱旋展。

結構見慣れているはずの私ですら、「なんじゃ、こりゃ!!」、「すげえぇ」を会場で何度いったかわからないぐらい本当によかった。というか、モチベーションが上がった。何年かぶりに展覧会の図録まで購入。

今週末までの会期で、最寄り駅が北浦和駅と都心から少し遠いが行く価値は絶対にある展覧会。

ちょーオススメです!!!!!!


d0170694_20394270.jpg

[PR]
by daisukeozaki | 2011-05-10 20:40 | Comments(0)
今年の映画館で観た映画の中で暫定1位だと思う。

宇多丸師匠のシネマハスラーを聞いていて、先週行った神聖かまってちゃんかブルーバレンタインのどっちを先に観ようかと考えていて、先週かまってちゃんを観たので、今週は新宿バルト9にて意見を聞きたかったのもあって女友達と一緒に鑑賞。(ちなみに一緒に観た友達も男関係で最近悩んでいる状態。)

話はネタばれもあるのでざっくばらんに言うとよくある男女の恋愛話。
カップルの二人の仲が良かった時と悪くなった現在を交互に見せていく構成。予告にある通り永遠の愛は存在するのかいうのがメインテーマ。

他の恋愛映画と違うのは、カップルで観に行くのは、特に夜の生活もだいぶ音沙汰の倦怠期で久しぶりにデートに誘って映画見終わった後、どっかで食事してその後・・・・という人達は二人で一緒には観ない方がいいと思う。

僕は完全に主人公の男性ディーンに感情移入をして映画を観てしまった。どっちが悪いのかなんて誰もわからないけど、女性って奥さん役のシンディーのように一回好きだった男性をあそこまで整理的にダメになっちゃうもんなのかな・・・。すごく優しいだけではダメなもんっすか。ちょっと結婚生活が怖くなってしまった。

人によっては結婚するのが怖くなる映画かも。特にさっき言ったように倦怠期の状態で結婚しようと思っているカップルは。

観た後、色々と個人の感想を言いたくなってしまう映画なので、是非是非劇場に足を運んでみては。
私の知人の昨年離婚した方がこの3連休の間に観に行ってみるといっていたので、感想が楽しみ。
[PR]
by daisukeozaki | 2011-05-04 10:38 | 映画 | Comments(0)