写真家・尾崎大輔のblog


by daisukeozaki
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ライターの須永さんの紹介で、本日鑑賞。

僕にとってはかなり良い映画でした。
イ・チャンドンの「ポエトリー」で助監督を務め、監督・主演・脚本・製作をこなしているので、ヤン・イクチュンの「息もできない」みたいなマルチな才能のある方が作った作品。

今年観た「哀しき獣」もそうだけど、韓国の国内問題である脱北者や朝鮮族の問題などが根底にある映画で、結構ドキュメンタリーっぽい感じで時間が流れていく。ただし、ドキュメンタリー映画のように説明的な台詞などはほとんどなく、主人公の台詞自体もかなり少ないと思う。
結構キリスト教に関する描写が多すぎる感があるが、イ・チャンドンの「シークレット・サンシャイン」でもそうだけど、キリスト教の信仰が多い韓国での宗教のもつ矛盾も映画の中では描けていると思う。神を信仰しているからといって、それによって善悪の判断できるわけではないし、ネタばれになるけど、結局は奪ったお金でいい服買って神への賛美歌を歌うという矛盾。こういう宗教ネタを出されると自分は弱いっす。

最後の終わり方も説明的ではなく、ひとつのイニシエーションかなとも思える終わり方で良かった。

お勧めです。

見終わった後、僕のよく参考にしている方とムサン日記の話をした時、その人はあんまりだったと言っていたので、人によってはあんまりかもしれないっす。
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by daisukeozaki | 2012-05-29 22:03 | 映画 | Comments(0)
無事設営も終わりまして、明日から展覧会が始まります。
一週間という短い期間ですが、何とぞ、宜しくお願い致します。
下の写真は展覧会では展示していない写真です。

個展 「ミルグラム」
会場 PLACE M (〒160-0022 東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F )
会期 5月28日(月)~6月3日(日) 12:00~19:00

トークイベント
写真家・尾崎大輔 × 文筆家・大竹昭子
会場 : PLACE M
日程: 6月1日(金)
時間 : 開場19:30 開演20:00
会費 : 900円
定員 : 60名(要予約)

予約は Place M talkshowよりお願い致します。

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by daisukeozaki | 2012-05-27 23:57 | Comments(0)
展覧会で展示予定のない写真です。
ギャラリートークもまだまだ大丈夫ですので、宜しくお願いします。

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by daisukeozaki | 2012-05-22 20:36 | Comments(0)
展覧会で展示予定のない写真のひとつです。
トークイベントの集まりがあまりよくないので、皆さん是非是非参加宜しくお願い致します。
頑張って興味深い話をしますので、宜しくです!!


個展 「ミルグラム」
会場 PLACE M (http://www.placem.com/)(〒160-0022 東京都新宿区新宿1-2-11 近代ビル3F )
会期 5月28日(月)~6月3日(日) 12:00~19:00
...
内容は女性のヌードです。ホームページ(http://www.daisukeozaki.com/)に数枚載せてあるので見てもらえれば分かると思います。
下記の予定でトークイベントもします。

トークイベント
写真家・尾崎大輔 × 文筆家・大竹昭子
会場 : PLACE M
日程: 6月1日(金)
時間 : 開場19:30 開演20:00
会費 : 900円
定員 : 60名(要予約)

撮影を通じて知り合った風俗嬢・AV女優などの体を売る女性や異常性癖の方の話をレヴィ=ストロースやフーコーなどの構造主義の観点から哲学・思想的に話す予定です。あと、私の最近やっている活動とかも話すとは思います。
トークイベントの予約はinfo@daisukeozaki.com もしくはPlace Mのtalk showのページ(http://www.placem.com/talkshow.html)から予約お願いします。

会期中の土、日はギャラリーの控え室にいると思います。
宜しくお願いします。

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by daisukeozaki | 2012-05-15 18:06 | Comments(0)
今日の撮影は夕方からで、家でくつろぎ中なので、久しぶりにblog更新します。

先日読んで結構面白かったので橋本治の「巡礼」を紹介します。

話自体はゴミ屋敷の主の話で、その人がどういう人生を送ってきたのかという話。ゴミ屋敷の主の人生もどこかにいそうな所謂「普通」の人の人生模様が描かれており、そこまでジェットコースター的なストーリーテラーでもない。文体もすこぶる読みやすい。

では、なぜ私がそこまで引かれたかというと、結局、私もゴミ屋敷の主とほとんど変わりがないという事だ。私だけでなく、人間誰しもがそうであろうと思ってしまう。

ゴミ屋敷の主は集めているのは「ごみ」ではなく、「有用なもの」で自分は意味のある事をしていると思ってゴミを集めている。私達も結局は自分やっている事になんらかの意味付けをして、さも「有用」で「意味」のある事をやっているのかもしれないが、それは結局、「ゴミ集め」にしかすぎないのではないか。
人間はやはり目の前に人参をぶら下げたような状態でないと生きてはいけないのではないか。
サルトルは人間は自由の刑に処せられると言ったが、実存主義のニヒルな部分を感じてしまった。

読みやすくてお勧めです。


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橋本治著 「巡礼」 1400円(税別)
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by daisukeozaki | 2012-05-10 13:03 | | Comments(0)