霊長類と人間の違い
2010年 10月 01日
予告を見る限り、アマゾン奥地に住むある原住民族を150日間撮影したドキュメンタリーなのだが、その民族のコミュニテーにおいては私たちのような社会の倫理、道徳観とは全くちがった価値観で生活している。例えば、予告編で見てもわかるのだが、子どもが生まれた時に、母親がその子を精霊にするのか、人間として育てるのかを決め、仮に精霊にすると決めたなら、生きたまま白蟻の巣に入れて殺してしまう。所謂、子殺しなどの風習も残っている社会なのである。
以前、平田オリザの青年団を見た時に、チンパンジーかボノボか忘れてしまったが、共同体において子殺しを行う話も含まれていて、人間と霊長類を分けるその分岐点はなんなのか気になってはいた。
それで、昨日の飲み屋で友達にその違い、何なの?と聞かれ、わからなかったので本日ちょっと調べてみた。
人間と霊長類の違いは墓を作ることらしい。それは現在生きている自分達と死者を区別するということではなく、死者とコミュニケーションをとろうとする点で違っているという。
まぁ、単純に耳学問なので、真偽は不明だが・・・。