尾崎的映画紹介 『冬の小鳥』 ウニー・ルコント監督
2010年 12月 09日
今週は申し訳ないですが、すでに公開が終了してしまったウニー・ルコント監督「冬の小鳥」。DVDが出たら、見てみて下さい。
話の内容は9歳の少女ジニが旅行のつもりで父親に児童養護施設につれられてきて、そのまま父親に置いてかれてしまう。ジニは頑に父親の迎えを待ち、周囲に反撥や抵抗を繰り返すが・・・といった内容。
韓国とフランスの合作映画なので、所々に海外への配慮が見える。本当に外国人が来てお遊戯会などをするのかどうかは謎ではあるが、監督自身も韓国から養子としてフランスに渡った方なので、そのあたりのリアリティはきちんととられているのであろう。その他の部分も実体験をしているだけに妙に説得力があった。
私が見に行った時には観客は年配の方が多く、映画の終盤、重要シーンにおいてあちこちから鼻水をすする音が聞こえてきた。確かにあれは、泣かせるのを狙っているシーンとは思う。私は堪えきりました。
この映画は好きな監督イ・チャンドンが脚本を気に入ってプロヂュースした作品だったのだが、やはりはずれではなかった。前回のブルータスの映画特集で是枝裕和もいっていたが、早く「ポエトリー」が日本公開になってほしい。
話の内容は9歳の少女ジニが旅行のつもりで父親に児童養護施設につれられてきて、そのまま父親に置いてかれてしまう。ジニは頑に父親の迎えを待ち、周囲に反撥や抵抗を繰り返すが・・・といった内容。
韓国とフランスの合作映画なので、所々に海外への配慮が見える。本当に外国人が来てお遊戯会などをするのかどうかは謎ではあるが、監督自身も韓国から養子としてフランスに渡った方なので、そのあたりのリアリティはきちんととられているのであろう。その他の部分も実体験をしているだけに妙に説得力があった。
私が見に行った時には観客は年配の方が多く、映画の終盤、重要シーンにおいてあちこちから鼻水をすする音が聞こえてきた。確かにあれは、泣かせるのを狙っているシーンとは思う。私は堪えきりました。
この映画は好きな監督イ・チャンドンが脚本を気に入ってプロヂュースした作品だったのだが、やはりはずれではなかった。前回のブルータスの映画特集で是枝裕和もいっていたが、早く「ポエトリー」が日本公開になってほしい。
by daisukeozaki
| 2010-12-09 19:06
| 映画
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