多夫多妻
2011年 01月 16日
そもそも一夫一婦の制度自体、市場原理のようなものも働いているが(例えば一夫多妻の国などでも何人もの女性を養うほどの甲斐性のある男性は多くはいないなど)、キリスト教が押しつけた部分もあるので、フランスみたいに教育費がほとんどかからなければ、たくさんの人と交際し、夫婦ではないけど子供を産むカップルも増えると思うから、いいんではないかと。(まぁ、シングルマザーやファザーも増えてはしまうが。)
将来的にも一夫一婦の制度はまだ続いていくだろうが、今後はかなり緩くなっていくのは確実のような気がする。誰もが結婚に対して通過儀礼としてはもっと軽く考え、離婚率、再婚率が増えると思う。
ジャック・アタリの『「愛」の歴史』のこの本、ホントかなーと思うところもあるが、結構面白い。もともと結婚指輪は右手の中指にしていた、ニューギニアのバルヤ族では自慰が禁じられているので青年男性は22歳まで同性愛しかできない(精液は男に「属する」野茂であるからという理由で。しかも、肛門性交はせず、オーラルSEXのみ)、現在のコンドームの原型が作られたのは1564年など。
ネタ的に面白いことが結構あるので、興味のある人は簡単に読めるので時間のある時にでもどうぞ。