尾崎的映画紹介『ヘブンズストーリー』 瀬々敬久監督
2011年 03月 10日
鑑賞時間4時間半。途中休憩を挟むが、結構体力がいる。UPLINKの椅子が普通の椅子なので、慣れてない人は結構それだけで大変かも。
話としては家族を殺され一人取り残された少女が、テレビに映った全く別の事件で妻子を殺された男性が、「法律が許したとしても、僕がこの手で犯人を殺してやります」と言う人を見る。それ以来、この男性は少女のヒーローとなっていく。その他にもいくつものストーリーが交差をしていく構成となっていく。
現代版「罪と罰」といった宣伝文句だけに、細部では光る部分も多数あった。ただ、トータルで観た場合、あの伏線は長過ぎたんじゃないかやこの台詞は言わない方が・・・・と、個人的には大絶賛まではいかなかった。各章のいくつかにいい部分があるのに、最後の終わり方が私にはもうちょっとカタルシスがほしかった。
ただ、是非1度観てみても損はない映画だと思います。