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写真家・尾崎大輔のblog


by daisukeozaki
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尾崎的映画紹介『ヘブンズストーリー』  瀬々敬久監督

前に言ったかもしれないが、私の行きつけの新宿の飲み屋に映画監督や関係者、思想関係の本の編集者などがよく来ている。そこで、ヘブンズストーリーのチラシが大量にあり、映画藝術の年間1位で、且つベルリンで賞を取ったということで、DVD待てず、唯一やっている渋谷のUPLINKにて鑑賞。

鑑賞時間4時間半。途中休憩を挟むが、結構体力がいる。UPLINKの椅子が普通の椅子なので、慣れてない人は結構それだけで大変かも。

話としては家族を殺され一人取り残された少女が、テレビに映った全く別の事件で妻子を殺された男性が、「法律が許したとしても、僕がこの手で犯人を殺してやります」と言う人を見る。それ以来、この男性は少女のヒーローとなっていく。その他にもいくつものストーリーが交差をしていく構成となっていく。

現代版「罪と罰」といった宣伝文句だけに、細部では光る部分も多数あった。ただ、トータルで観た場合、あの伏線は長過ぎたんじゃないかやこの台詞は言わない方が・・・・と、個人的には大絶賛まではいかなかった。各章のいくつかにいい部分があるのに、最後の終わり方が私にはもうちょっとカタルシスがほしかった。


ただ、是非1度観てみても損はない映画だと思います。
Commented by daisukeozaki at 2011-03-14 21:10
大丈夫です。ご心配かけて申し訳ないです。
by daisukeozaki | 2011-03-10 12:33 | 映画 | Comments(1)