視覚障害者のための写真
2011年 05月 23日
今回は晴眼者で写真の公募展で賞を取っている人から写真集を出している人、はたまた初めてカメラを触る視覚障害者の方まで様々な方が参加してくれました。
申し込みが定員オーバーしてもあったので30名まで増やしましたが、それでも足りず、何人かはお断りするほど大盛況で、バタバタしてましたが、1回目より色々と私の方も勉強になりました。
写真教室に参加していない方で晴眼者向けに凹凸の写真を簡単にUPしておきます。
例えば、絵がどんなのかわからない場合はこのように写真に撮って凹凸にして触覚で認識するという方法もあります。
この写真自体で第三者の視覚障害者の方が判断できるとなるとほとんど厳しく、まだまだ改善が必要ですが、撮った本人であるならば、「あー、あの写真か」と記憶をたどってわかるようです。
(下記が凹凸の写真で特殊な紙に特殊な印刷をしています。WEB上ではわかりませんですが、さわるとでこぼこしています。)

参加した皆さんが感じたことだと思いますが、視覚障害のある方といえども、今のデジカメなら普通に写真は撮れると思いますし、それによって地震以降、なかなか外出を控えて引きこもりがちになっている方がいると聞きますが、是非是非外に出て写真を撮っていってくれればと思います。
次もあるので、決まり次第このblogにもUPしますし、色々と広報しますので、是非是非ご参加下さい。