尾崎的映画紹介『未来を生きる君たちへ』 スサンネ・ビア監督
2011年 08月 15日
邦題は「未来を生きる君たちへ」だけど、原題はデンマーク語で「復讐」でそっちの方が僕はしっくりくる。
今回はちょっとストーリを説明すると、ある親子がいて、父親はアフリカの紛争地域で、恵まれない人達に医療行為を行うお医者さん。息子は学校でいじめられていて、そこに転校生が来て、その転校生が味方になってくれて、いじめっ子に復讐する。復讐は成功し、学校でのいじめはなくなる。ある日、父親が息子の元に帰ってきた時、ちょっとしたトラブルで、けんかをふっかけられる。しかし、父親は暴力によっては何も解決しないという考えの元で、相手には全く手を出さない。しかし、息子達は復讐によっていじめはなくなったという経験により、なぜやり返さないのか理解ができない。そのまま父親はまたアフリカに戻っていくが、息子達は父親にかわって、父親をけんかで殴った相手に対して復讐を企てる。一方、父親はアフリカで貧しい人達を助けている時に、“ビッグマン”と呼ばれる男が大けがをして運ばれてくる。彼は、子供や妊婦までをも切り裂くモンスターであった。
前に観た、日本映画の「ヘブンズ・ストーリー」も復讐は何を生むのかというテーマであったが、僕的には今回の「未来を生きる君たちへ」の方がよりカタルシスはあったと思う。
あんまり書くとネタばれになるので書かないが、映画として「ツリー・オブ・ライフ」を「未来を生きる君たちへ」の方がお勧めかも。
ビン・ラディンを殺したアメリカでこの映画がアカデミー賞の最優秀外国語映画賞とゴールデン・グローブ賞を受賞したのは意義深いことだと思う。
今回はちょっとストーリを説明すると、ある親子がいて、父親はアフリカの紛争地域で、恵まれない人達に医療行為を行うお医者さん。息子は学校でいじめられていて、そこに転校生が来て、その転校生が味方になってくれて、いじめっ子に復讐する。復讐は成功し、学校でのいじめはなくなる。ある日、父親が息子の元に帰ってきた時、ちょっとしたトラブルで、けんかをふっかけられる。しかし、父親は暴力によっては何も解決しないという考えの元で、相手には全く手を出さない。しかし、息子達は復讐によっていじめはなくなったという経験により、なぜやり返さないのか理解ができない。そのまま父親はまたアフリカに戻っていくが、息子達は父親にかわって、父親をけんかで殴った相手に対して復讐を企てる。一方、父親はアフリカで貧しい人達を助けている時に、“ビッグマン”と呼ばれる男が大けがをして運ばれてくる。彼は、子供や妊婦までをも切り裂くモンスターであった。
前に観た、日本映画の「ヘブンズ・ストーリー」も復讐は何を生むのかというテーマであったが、僕的には今回の「未来を生きる君たちへ」の方がよりカタルシスはあったと思う。
あんまり書くとネタばれになるので書かないが、映画として「ツリー・オブ・ライフ」を「未来を生きる君たちへ」の方がお勧めかも。
ビン・ラディンを殺したアメリカでこの映画がアカデミー賞の最優秀外国語映画賞とゴールデン・グローブ賞を受賞したのは意義深いことだと思う。
by daisukeozaki
| 2011-08-15 19:21
| 映画
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