尾崎的映画紹介『監督失格』 平野勝之監督
2011年 10月 05日
あまりにも周囲から色んな噂が飛び交っていたので、鑑賞しに六本木へ。
林由美香は彼女が現役時代には一度もお世話になったことはなく、ポレポレ東中野のスタッフの方から「あんにょん由美香」を紹介されて観ていたので知っていた。
そこまで林由美香に思い入れのない僕がこの映画を見て思ったのは、良い悪い、好き嫌いの物差しでは測れない映画であるということ。偶然あの場面を映してしまったテープが存在する状態では、平野勝之監督はこの映画を作らないと前には進めず、(映画の中で監督自身もそのように言っている。)人がどのような評価をするにせよ監督自身にとっては絶対に必要な映画である。
誰でもいつかは経験する最愛の人がいなくなるということをパーソナルな視点から徹底的に落とし込んで、何らかの普遍的なものにかすっているような映画。
映画を観てパッと思い浮かんだのは、荒木さんの「センチメンタルな旅・冬の旅」。
今年の観るべき映画のひとつかも。
林由美香は彼女が現役時代には一度もお世話になったことはなく、ポレポレ東中野のスタッフの方から「あんにょん由美香」を紹介されて観ていたので知っていた。
そこまで林由美香に思い入れのない僕がこの映画を見て思ったのは、良い悪い、好き嫌いの物差しでは測れない映画であるということ。偶然あの場面を映してしまったテープが存在する状態では、平野勝之監督はこの映画を作らないと前には進めず、(映画の中で監督自身もそのように言っている。)人がどのような評価をするにせよ監督自身にとっては絶対に必要な映画である。
誰でもいつかは経験する最愛の人がいなくなるということをパーソナルな視点から徹底的に落とし込んで、何らかの普遍的なものにかすっているような映画。
映画を観てパッと思い浮かんだのは、荒木さんの「センチメンタルな旅・冬の旅」。
今年の観るべき映画のひとつかも。
by daisukeozaki
| 2011-10-05 21:56
| 映画
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