映画紹介『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち 』 ヴィム・ヴェンダース監督
2012年 03月 01日
後、僕にとっては初めての3D。
確かに綺麗。ただ、当たり前だけど、ピナの舞台を実際みている僕としてはやっぱり本当の舞台の方が断然いい。
映画全体もダンスの舞台が多いので、ピナ自身がどういう風に舞台を作って、どのようなインスピレーションがあったのかなど深く突っ込んだところはほとんどない。友人のヴェンダースがピナの亡くなった後、映画を撮影したために、ピナ自身のインタビューは皆無。ピナの言葉は本当にドキッとするものがあるので、そこを個人的には観たかった。冒頭ピナが言葉にできない部分が存在すると語っている部分を引用したのはそのためであろう。
綺麗な映画である事は確かなので、劇場で鑑賞してみては。
大野一雄、しいては土方巽版を観てみたかった。
初3D自体は僕には合わなかった・・・。3Dにする必要とかあるんだろうか。なんか画面も眼鏡をかけることで暗くなってしまうし、これからどんどん増えてくるので改善も期待してやす。