観た方がいいと言われていて、DVD借りてやっと観ました「光」(河瀬直美監督)。
DVDでも視覚障害者用の音声ガイド付きのものが選択できました。
ざっくりとしたストーリーは最後のリンク先の予告編を観てみてください。
結論から言うと映画としては微妙ですが(特に恋愛部分)、私みたいなことをやっている人は推薦された通り、観た方がいいと思いました。
特に途中の音声ガイドをつけるところのやりとりで視覚障害者の当事者の方のセリフで作品をイメージさせる制限となるような言葉は使わないほうがよくて、作品の世界の中に入れるような言葉を使った方がいいなど、今まで結構言われていましたが、再確認できるいい勉強になりました。
あと、見えない世界がどんな感じかも私がいろんな方からお聞きしているイメージに近かったです。
今までお二人ほど視覚障害のある方で以前はカメラマンをしていたという方にお会いしたことがあります。
失礼ですが、永瀬正敏ほどカッコ良くはなく、今回ヒロインのガイド役の名前も尾崎でしたが、私もただのおっさんで全く絵的にはダメダメですが、映画以上に興味深いお話を聞いたことが多々あってそれを思い出しました。
勉強的に晴眼者にとって一見の価値はあると思いました。