10月5日の写真教室ですが、写真家の参加者、また見学者にまだ空きがあるようですので、私の方からも募集がてら、ちょっと小話をさせて頂きます。
写真教室には色んな方々が参加してくれるのですが、学生さんも多く参加してもらっています。
前回の吉祥寺でも都内の大学に通う学生さんが参加してくれました。参加理由は視覚障害と写真というのは真逆のことのように思うので、どういう風にやっているのか気になってということでしたが、細かく聞くと、なんでも大学でとった授業の先生が視覚障害のある先生だったらしく、もちろん、その学生さんはそんなことを知らずに授業を取ったのですが、初回に視覚障害のある先生が点字の教科書を使って普通に授業をしていたことに衝撃を受け、授業の内容はあまり入ってこず、もっと色々視覚障害のある方のことを知りたいと思って、参加してくれたとのことでした。
そして写真教室当日は視覚障害のある方の撮影介助なども行ってもらうのですが、一緒に行動していただいた方が盲導犬ユーザーの視覚障害者の方でした。
そして、撮影の合間に一緒にある有名なチェーンのコーヒー屋さんに行って、中に入ろうとした時に、お店の店員さんから、
「ワンちゃんは中に入れないので、外のテラス席でお待ちいただけますか?」
一同がえっと驚き、事情を説明すると、店員さんもそういうことだと気付き、ものすごく謝ってきてもらい、丁寧に対応してもらったらしいです。なんでも、その店舗には聴覚障害のある店員さんも働いているらしく、障害のある方に理解のある店舗のようでしたのこと。
「こうやって断られるんですね。」と、学生さんから二次会の時に教えてもらいました。学生さんは視覚障害のある方の写真に関してのことよりも、ずっとその入店拒否が印象に残ったようでした。
たまにネットニュースなどで盲導犬の人の入店拒否などの話が出てきますが、なんでもそうですが、実際体験するのとただ単に話を聞くだけなのでは雲泥の差だと思います。
参加理由は何でもいいと思うので、もし何か気になることがある方は下記のサイトを参照して、是非ご参加してみてください。
http://rcc.recruit.co.jp/gg/related_post/workshop/20190807_35850.html
それも面倒という方は私、尾崎宛(e-mail:info@daisukeozaki.com、携帯080-6507-7746)にご連絡いただいても大丈夫です。事務局の方に私の方から転送させていただきます。