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写真家・尾崎大輔のblog


by daisukeozaki
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#7日間ブックカバーチャレンジ 4日目

今日も私の大好きな精神科医・中井久夫氏の本です。
精神科医として、阪神・淡路大震災の心のケアにあたると共に、サリヴァンの理論を元に統語失調症の治療に当たった方です。
一方で、ポール・ヴァレリーの「若きパルク」の翻訳や古代ギリシャの詩の翻訳などもされています。
中井さんのおっしゃっる「関与しながらの観察」というのは私の写真を撮る上での最も重要としている言葉の一つです。
精神病関連のも結構読みましたが、エッセイ関連が好きで、知的好奇心を十二分に満たしてくれます。
みすず書房のは沢山読みましたけど、中でも「アリアドネからの糸」がオススメです!!


# by daisukeozaki | 2020-05-01 09:54 | Comments(0)

#7日間ブックカバーチャレンジ 3日目


私の大好きな作家、イーユン・リー。

現代版チェーホフとか、イギリスの作家・ウィリアム・トレヴァーに似ているとか言われますが、とにかく大好きで、新作が出ると発売日に買います。

その中でもオススメな本は短編集の「千年の祈り」です。

とにかく、彼女の本の中には人間が描けているような気がします。

映画で言うと、韓国映画の監督、イ・チャンドンの世界観に似ています。

5月に新作の「理由のない場所」も発売予定なので、楽しみです!!


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7日間ブックカバーチャレンジ 3日目 イーユン・リー_d0170694_11530455.jpg


# by daisukeozaki | 2020-04-30 11:54 | Comments(0)

#7日間ブックカバーチャレンジ 3日目


私の大好きな作家、イーユン・リー。

現代版チェーホフとか、イギリスの作家・ウィリアム・トレヴァーに似ているとか言われますが、とにかく大好きで、新作が出ると発売日に買います。

その中でもオススメな本は短編集の「千年の祈り」です。

とにかく、彼女の本の中には人間が描けているような気がします。

映画で言うと、韓国映画の監督、イ・チャンドンの世界観に似ています。

5月に新作の「理由のない場所」も発売予定なので、楽しみです!!


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7日間ブックカバーチャレンジ 3日目 イーユン・リー_d0170694_11530455.jpg


# by daisukeozaki | 2020-04-30 11:54 | Comments(0)

#7日間ブックカバーチャレンジ 2日目

・ゼロからトースターを作ってみた結果 (新潮文庫) トーマス トウェイツ (著)

イギリスの芸大生が卒業制作で、何もない状態からトースターを作れるのか挑戦する話。
普通に買えば、安ければ1000円ぐらいで買えるトースターが、鉄やプラスチックなどの原材料も自分で作るとなるとどうなるのか。自分自身でルールを決めて政策を進めていくのだが。。。
めちゃくちゃ面白いです!!この著者自体もものすごく面白いので、トースターと合わせて、もう1冊もご紹介。

・人間をお休みしてヤギになってみた結果 (新潮文庫)  トーマス トウェイツ (著)

「ゼロからトースターを作ってみた結果」と同じ著者。仕事もうまくいかず、お金もなく、パッとしない生活に悩む著者。
それならば、そもそも人間をやめて動物になってみれば、悩まずにすむかもと考え、全力でヤギになってみようと試みる。
まず、ヤギは悩むのか、そもそも人間は4足歩行で歩けるのか、草を食べて栄養をとれるのかなどそれらの問題に挑戦し、最終的にはヤギになってアルプスを越えることを目標に掲げる。
これも本当面白いです!!

悩むや不安を抱えている方はまず全力でヤギになってみましょう!!

7日間ブックカバーチャレンジ 2日目 ・ゼロからトースターを作ってみた結果 (新潮文庫) 、人間をお休みしてヤギになってみた結果 (新潮文庫)  トーマス トウェイツ (著)_d0170694_11152114.jpg

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# by daisukeozaki | 2020-04-29 11:17 | Comments(0)

とある施設のボランティア仲間の桑さんから#7日間ブックカバーチャレンジを招待されたので、今日から紹介させてもらいます。
すいませんが、趣味の一つが読書で、7冊のみというのもしんどいので、ルールを逸脱して、7日間連続で本をいくつか紹介させてもらいます。
第1日目は今の時世にあった本を2冊。

・感染症の世界史 (角川ソフィア文庫)  石 弘之 (著)

ピロリ菌で3次除菌までやって、やっと除菌ができた身なので、菌やウィルスに興味があって以前に読みました。
このご時世なので、再読しましたが、今、報道で色々と出てくる過去、現在のウィルス達と人間がどう戦い、共存していったのかが端的にわかる本だと思います。
スペインかぜの時の描写の部分、
「学校や公的機関は閉鎖され、外出する人は全員がマスクで武装した。サンフランシスコでは、マスクをしていない者を警察が逮捕した。町の入り口は自警団が固めて見知らぬ人を追い返した。・・・・劇場の入り口には「咳、くしゃみをするものの入場禁止」の掲示が張り出された。まるで14世紀のペスト流行の時のような様相になった。」

20年ぐらいしたら、今の状況もスペインかぜと同じ様相だと言われるんだなぁと思いました。

タイムリーな内容で専門的な言葉もほとんどなく、読みやすいです。
好きな逸話は、ペストによりケンブリッジ大学が閉鎖されたため、故郷に戻り、研究に没頭できたため、ニュートンが万有引力の法則などの業績を残せたらしいです。

・ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) 高木 徹 (著)

世界中に衝撃を与え、セルビア非難に向かわせた「民族浄化」報道は、実はアメリカの凄腕PRマンの情報操作によるものだったという内容。
本の内容説明にもある通り、「民族浄化」「強制収容所」などセンセーショナルな言葉が飛び交い、その内容な沿った写真が選び出され、報道される。
昨今の民族紛争などは白黒付け難い部分が有るにも関わらず、メディアの情報操作によって世論は形成され、多くの人が犠牲になるいう例がよくわかる本です。
今はSNSの発展もあるので、端的に同じ状況だとは言い難いが、自分たちが聞いている、または発信している情報は本当に正しいのか、一度立ち止まって考える機会にはなるいい本だと思います。


7日間ブックカバーチャレンジ・感染症の世界史 (角川ソフィア文庫)  石 弘之 (著) ・ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) 高木 徹 (著)_d0170694_11463857.jpg

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# by daisukeozaki | 2020-04-28 11:45 | Comments(0)