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写真家・尾崎大輔のblog


by daisukeozaki
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#7日間ブックカバーチャレンジ 2日目

・ゼロからトースターを作ってみた結果 (新潮文庫) トーマス トウェイツ (著)

イギリスの芸大生が卒業制作で、何もない状態からトースターを作れるのか挑戦する話。
普通に買えば、安ければ1000円ぐらいで買えるトースターが、鉄やプラスチックなどの原材料も自分で作るとなるとどうなるのか。自分自身でルールを決めて政策を進めていくのだが。。。
めちゃくちゃ面白いです!!この著者自体もものすごく面白いので、トースターと合わせて、もう1冊もご紹介。

・人間をお休みしてヤギになってみた結果 (新潮文庫)  トーマス トウェイツ (著)

「ゼロからトースターを作ってみた結果」と同じ著者。仕事もうまくいかず、お金もなく、パッとしない生活に悩む著者。
それならば、そもそも人間をやめて動物になってみれば、悩まずにすむかもと考え、全力でヤギになってみようと試みる。
まず、ヤギは悩むのか、そもそも人間は4足歩行で歩けるのか、草を食べて栄養をとれるのかなどそれらの問題に挑戦し、最終的にはヤギになってアルプスを越えることを目標に掲げる。
これも本当面白いです!!

悩むや不安を抱えている方はまず全力でヤギになってみましょう!!

7日間ブックカバーチャレンジ 2日目 ・ゼロからトースターを作ってみた結果 (新潮文庫) 、人間をお休みしてヤギになってみた結果 (新潮文庫)  トーマス トウェイツ (著)_d0170694_11152114.jpg

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# by daisukeozaki | 2020-04-29 11:17 | Comments(0)

とある施設のボランティア仲間の桑さんから#7日間ブックカバーチャレンジを招待されたので、今日から紹介させてもらいます。
すいませんが、趣味の一つが読書で、7冊のみというのもしんどいので、ルールを逸脱して、7日間連続で本をいくつか紹介させてもらいます。
第1日目は今の時世にあった本を2冊。

・感染症の世界史 (角川ソフィア文庫)  石 弘之 (著)

ピロリ菌で3次除菌までやって、やっと除菌ができた身なので、菌やウィルスに興味があって以前に読みました。
このご時世なので、再読しましたが、今、報道で色々と出てくる過去、現在のウィルス達と人間がどう戦い、共存していったのかが端的にわかる本だと思います。
スペインかぜの時の描写の部分、
「学校や公的機関は閉鎖され、外出する人は全員がマスクで武装した。サンフランシスコでは、マスクをしていない者を警察が逮捕した。町の入り口は自警団が固めて見知らぬ人を追い返した。・・・・劇場の入り口には「咳、くしゃみをするものの入場禁止」の掲示が張り出された。まるで14世紀のペスト流行の時のような様相になった。」

20年ぐらいしたら、今の状況もスペインかぜと同じ様相だと言われるんだなぁと思いました。

タイムリーな内容で専門的な言葉もほとんどなく、読みやすいです。
好きな逸話は、ペストによりケンブリッジ大学が閉鎖されたため、故郷に戻り、研究に没頭できたため、ニュートンが万有引力の法則などの業績を残せたらしいです。

・ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) 高木 徹 (著)

世界中に衝撃を与え、セルビア非難に向かわせた「民族浄化」報道は、実はアメリカの凄腕PRマンの情報操作によるものだったという内容。
本の内容説明にもある通り、「民族浄化」「強制収容所」などセンセーショナルな言葉が飛び交い、その内容な沿った写真が選び出され、報道される。
昨今の民族紛争などは白黒付け難い部分が有るにも関わらず、メディアの情報操作によって世論は形成され、多くの人が犠牲になるいう例がよくわかる本です。
今はSNSの発展もあるので、端的に同じ状況だとは言い難いが、自分たちが聞いている、または発信している情報は本当に正しいのか、一度立ち止まって考える機会にはなるいい本だと思います。


7日間ブックカバーチャレンジ・感染症の世界史 (角川ソフィア文庫)  石 弘之 (著) ・ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) 高木 徹 (著)_d0170694_11463857.jpg

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# by daisukeozaki | 2020-04-28 11:45 | Comments(0)
4月29日(水・祝日)に行う予定でした、視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室ですが、現在のコロナウィルス感染拡大の状況を考慮して、中止にさせて頂きます。

教室の都合上、初めて会う方と近くで話をしないといけない、凹凸写真を触ったりなあど色んなところを触らないといけない、それに対しての予防マスクやアルコール消毒などの準備ができない、また年齢の高い方やお子さん連れの方も多く参加されたこともあるので、万が一を考えて、今回は中止にさせて頂きます。

フリーのカメラマンという職業上、イベント自粛で経済的な打撃がどれほどくるのかは十分に承知していますが、いざ主催者側となると、この状況で教室を開催することはできませんので、中止とさせて頂きます。

また、よく凹凸の立体写真のお問い合わせをいただくのですが、いつも写真教室に来ていただて実際に見てもらうことをご案内していました。ただ、その写真教室もないので、これを機会に凹凸の立体写真の作り方や約10年やっていて写真教室から得た視覚障害と写真に関する知識などをyoutubeを通してご紹介していこうと思います。時間のある時にですが、少しずつUPしていこうと思います。

youtubeチャンネル


凹凸の立体写真の作り方


外出自粛も続く中、お時間・ご興味ありましたら、ご覧ください。

状況が落ち着きましたら、同じように夏などは開催できると思います。
細く長く続けていっている写真教室ですので、皆さま、引き続き宜しくお願い致します。

# by daisukeozaki | 2020-03-30 18:17 | Comments(0)
10月5日の写真教室ですが、写真家の参加者、また見学者にまだ空きがあるようですので、私の方からも募集がてら、ちょっと小話をさせて頂きます。

写真教室には色んな方々が参加してくれるのですが、学生さんも多く参加してもらっています。
前回の吉祥寺でも都内の大学に通う学生さんが参加してくれました。参加理由は視覚障害と写真というのは真逆のことのように思うので、どういう風にやっているのか気になってということでしたが、細かく聞くと、なんでも大学でとった授業の先生が視覚障害のある先生だったらしく、もちろん、その学生さんはそんなことを知らずに授業を取ったのですが、初回に視覚障害のある先生が点字の教科書を使って普通に授業をしていたことに衝撃を受け、授業の内容はあまり入ってこず、もっと色々視覚障害のある方のことを知りたいと思って、参加してくれたとのことでした。

そして写真教室当日は視覚障害のある方の撮影介助なども行ってもらうのですが、一緒に行動していただいた方が盲導犬ユーザーの視覚障害者の方でした。
そして、撮影の合間に一緒にある有名なチェーンのコーヒー屋さんに行って、中に入ろうとした時に、お店の店員さんから、
「ワンちゃんは中に入れないので、外のテラス席でお待ちいただけますか?」
と、優しく入店拒否をされてしまったらしい。
一同がえっと驚き、事情を説明すると、店員さんもそういうことだと気付き、ものすごく謝ってきてもらい、丁寧に対応してもらったらしいです。なんでも、その店舗には聴覚障害のある店員さんも働いているらしく、障害のある方に理解のある店舗のようでしたのこと。
「こうやって断られるんですね。」と、学生さんから二次会の時に教えてもらいました。学生さんは視覚障害のある方の写真に関してのことよりも、ずっとその入店拒否が印象に残ったようでした。

たまにネットニュースなどで盲導犬の人の入店拒否などの話が出てきますが、なんでもそうですが、実際体験するのとただ単に話を聞くだけなのでは雲泥の差だと思います。

参加理由は何でもいいと思うので、もし何か気になることがある方は下記のサイトを参照して、是非ご参加してみてください。

http://rcc.recruit.co.jp/gg/related_post/workshop/20190807_35850.html


それも面倒という方は私、尾崎宛(e-mail:info@daisukeozaki.com、携帯080-6507-7746)にご連絡いただいても大丈夫です。事務局の方に私の方から転送させていただきます。
よろしくお願い致します。

# by daisukeozaki | 2019-09-10 19:50 | Comments(0)


下記のイベントは視覚障害者の参加者に関して、参加定員に達したため、視覚障害のある方の参加は締め切りとさせて頂きました。写真家の参加者、見学者はまだ募集しておりますので、是非、ご参加ください。


毎年、夏に開催しているリクルートが運営するギャラリー、ガーディアン・ガーデンでの視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室ですが、8月はどうしてもギャラリーの空き状況の都合で開催が難しく、今年は10月5日(土)に開催することになりましたので、その告知をさせて頂きます。

参加費は無料(お弁当代500円、介助者無料)で、集合場所はJR有楽町駅の中央改札口に930分集合となります。

視覚障害のある方の参加者、また介助希望の方は私、尾崎の方で参加申し込みを受け付けますので、info@daisukeozaki.com,もしくは携帯電話080-6507-7746までご連絡ください。

一般の写真家の参加希望者、また見学者の方はギャラリーでの参加受付となりますので、詳細をご確認下さい。

下記が写真教室の詳細となります。

涼しい秋口の開催となりますので、皆さん、この機会に是非、ご参加下さい。

またイベントの詳細ページは下記のページとなります。
http://rcc.recruit.co.jp/gg/related_post/workshop/20190807_35850.html

よろしくお願い致します。

「一緒に撮る・選ぶ・触る 視覚障碍者と写真家のためのワークショップ」

7回を105日(土)に開催!

〜アイマスクをして街で撮影することや凹凸プリントの写真鑑賞に興味のある写真家・見学者を募集します

ガーディアン・ガーデンでは、日本視覚障碍者芸術文化協会との共催により、2019105日に「一緒に撮る・選ぶ・触る 視覚障碍者と写真家のためのワークショップ」を開催いたします。

今年で7回目の開催となる本ワークショップは、写真の面白さを知りたい、写真の技術を身に付けたい視覚障碍者の方と、「見えない」ということはどういうことなのか、新たな視点から写真を捉え直してみたいという写真家が、一緒に街に出て写真撮影し、凹凸プリントで印刷した写真を触って鑑賞する企画です。

開催に向けて、写真家と見学者の参加希望者を募集します

写真家の方は920日(金)、見学者の方は927日(金)までに、必要事項を記入のうえ、creationr.recruit.co.jpまでご連絡ください。

応募方法の詳細はウェブサイト(http://rcc.recruit.co.jp/gg/)でご確認ください。

※ガーディアン・ガーデンでは、写真家と見学者について、参加希望者を受け付けます。視覚障害者の方の申込先はinfo@daisukeozaki.com (ワークショップモデレーター尾崎大輔)までご連絡ください。

●共催: 日本視覚障害者芸術文化協会、株式会社リクルートホールディングス ガーディアン・ガーデン   

協力:株式会社ニコン

n ワークショップ概要

日時: 2019105日(土) 10:00-17:00

場所: ガーディアン・ガーデン (東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F

募集定員: 写真家10名、視覚障碍のある方10名、見学者10 *事前申し込み制

参加費: 無料(お弁当代として500円、介助者の方は無料) *交通費は参加者負担

プログラム:

09:30 視覚障碍のある方、集合:JR 有楽町駅中央改札口前、ギャラリーへ移動

10:00 写真家・見学者の方、ガーディアン・ガーデン集合

10:15 写真講義

11:00 撮影

13:00 食事休憩

14:10 写真家作品プレゼンテーション

15:20 撮影した作品の鑑賞、講評会

17:00 終了予定

n 参加者(写真家・見学者)の応募方法

² 写真家の方の応募方法 募集締切日:2019920日(金)
A.
作品提出(10点程度)テーマ・手法は自由ですが、公序良俗に反した作品は不可。
B.
制作意図(300400字程度)
C.
プロフィール(名前(必須)、生年(必須)、活動歴、受賞歴、展覧会歴など)学生可
D.
連絡先(メールアドレス・電話番号)
以上ADをメール添付の上、creation@r.recruit.co.jpまで件名を「10/5ワークショップ作家参加希望」としてお送りください。

² 見学のお申し込み方法 募集締切日:2019927日(金)*定員になり次第締め切り
creation@r.recruit.co.jp
まで、件名を「10/5ワークショップ見学希望」としてご連絡ください。

■ワークショップモデレーター、講師紹介
ワークショップモデレーター: 尾﨑大輔 Daisuke Ozaki (写真家)
1983
年三重県生まれ。2006年、早稲田大学社会科学部卒業後、渡英。2007年、London college of communication(ABC diploma in photography)卒業。2011年より視覚障碍者を中心に知的障碍者、精神障碍者などを対象としたワークショップを多数主催。日本視覚障碍者芸術文化協会(Art for the Light)副会長。 http://www.daisukeozaki.com/

講師: 菅沼比呂志 Hiroshi Suganuma (キュレーター)
1987
年株式会社リクルート入社。’90年若手アーティストを支援するギャラリー「ガーディアン・ガーデ ン」の立上げに参加。以後、若い世代の新しい表現を求めた公募展『ひとつぼ展』(’92’08年)や「1_WALL」(’09年~)の運営に携る。平遥国際写真フェスティバル、テグフォトビエンナーレ、Young Art Taipei 等でも展覧会の制作やポートフォリオレビューのレビュアーを務める。’173月同社を退社しフリーに。 武蔵野美術大学、日本写真芸術専門学校、東京工芸大学非常勤講師。

講師: 小林美香 Mika Kobayashi (写真研究者)

国内外の各種学校/機関で写真に関するレクチャー、ワークショップ、展覧会を企画、雑誌に寄稿。2007-08 年にAsian Cultural Councilの招聘、及び Patterson Fellow としてアメリカに滞在し、国際写真センター(ICP)及びサンフランシスコ近代美術館で日本の写真を紹介する展覧会/研究活動に従事。2010 年より東京国立近代美術館客員研究員、2014年から東京工芸大学非常勤講師を務める。


写真は今年のNHK「バリバラ」の時の写真教室で、西尾さんが代々木公園で撮影した写真です。


一緒に撮る・選ぶ・触る 視覚障碍者と写真家のためのワークショップ2019 のご案内_d0170694_19462250.jpg


# by daisukeozaki | 2019-08-18 19:46 | Comments(0)